更新日:2025年6月10日
当館は、光丘文庫・資料館・公文書等管理・市史編さん・埋蔵文化財整理の機能を集約、一括管理をし、過去にあった酒田の出来事や文化を未来に伝えるための総合施設として令和6年5月18日(土曜)に酒田市総合文化センター内に開館いたしました。
入口(酒田市総合文化センター内北側)
フロアマップ
受付 資料の閲覧申請、質問などを受け付けています。
閲覧室 資料検索用PCと閲覧用の机があります。
企画展示室 年数回の企画展示を行い、酒田らしいテーマに沿った展示を行います。
常設展示室 酒田の歴史を紹介する常設の展示を行います。
酒田市文化資料館光丘文庫のマーカーリスト
光丘文庫は大正14年(1925)に日和山にある日枝神社の境内に建てられました。本間家(※)3代目の光丘が修学のために文庫を兼ねた寺院の建立を江戸幕府に対して願いでましたが許可が下りず、その後、本間家8代当主光弥が光丘の遺志を継ぎ、設立に尽力しました。この際、運営団体である財団法人光丘文庫に対し、本間家が所蔵していた2万点を超える蔵書と、維持基金など寄贈しています。
昭和25年(1950)に酒田市が光丘文庫の建物と蔵書の一部を借りて「酒田市立図書館」を設置、昭和33年(1958)に財団法人光丘文庫から建物と蔵書等が酒田市に寄贈され、「酒田市立光丘図書館」となり、昭和57年(1982)には酒田市総合文化センター内に「酒田市立中央図書館」が設置され、再び「酒田市立光丘文庫」と改称するまで、30年以上にわたり市立図書館として幅広く利用されてきました。
当館では光丘文庫所蔵資料などを受け継ぐとともに、創設の理念や長年にわたる運営の努力に敬意を払い、酒田市が誇るべき財産として「光丘」という名称を永く継承していきたいと考えています。
※本間家…日本一の大地主とも称された山形県酒田市の豪商
旧光丘文庫について、詳しく知りたいは方はこちらをご覧ください。
本間家3代目 本間光丘
酒田市指定文化財「旧光丘文庫」外観
開催期間:令和7年4月19日(土曜)から8月24日(日曜)まで 毎週月曜休館(祝日の場合は翌日休館)
入館料:無料
光丘文庫は今年、開館100年を迎えます。名前の由来となった酒田の豪商・本間光丘の功績や遺志、大正14(1925)年に開館するまでの歴史、また広範な分野の貴重な書籍を所蔵する図書館として市民に親しまれてきた歴史を紹介します。
関連企画 ※詳細が決定しました!
(1)担当調査員によるギャラリートーク
日時:6月28日(土曜) 13時30分から(1時間程度)
場所:酒田市文化資料館光丘文庫 企画展示室
申込:不要
(2)本間光丘ゆかりの地を訪ねる「まち歩き」
光丘文庫につながる学問寺を構想した本間光丘に関する名所を巡ります。
日時:7月20日(日曜) 午前10時~11時30分 (雨天決行)
場所:光丘神社、松林銘碑、浄福寺山門、本間家旧本邸など
定員:20名(先着順)
費用・持ち物:100円(保険料)・飲み物持参
申込期間:7月4日(金)~7月18日(金) 酒田市文化資料館光丘文庫(電話)0234-22-0551までお申し込みください。
※小学生以下は保護者同伴必須
(3)旧光丘文庫建物見学
旧光丘文庫の建物内を解説付きで見学します。
日時:7月26日(土曜)、8月23日(土曜) 各回、午前10時~11時
定員:各回10名ずつ(先着順)
費用:100円(保険料)
申込期間:7月4日(金)~18日(金) 酒田市文化資料館光丘文庫 (電話) 0234-22-0551までお申し込みください。
※小学生以下は保護者同伴必須
常設展示室では、光丘文庫・資料館・埋蔵文化財整理室が蓄積・形成したきた収蔵資料から酒田ならではの特長を取り上げた展示を行い、酒田の風土・歴史・文化を分かりやすく紹介しています。
八森遺跡出土の石器
中世珠洲焼(市指定文化財)
船印控帳
山居倉庫関係資料
酒田大火関係資料
酒田の港湾関係資料
当館では、酒田地域の歴史や文化について関する質問や資料調査の相談を受け付けており、関連する資料や情報などを紹介しています。
レファレンスサービスのご利用を希望される際は、以下の点にご注意いただき、1~5の方法でお申込みください。
当館窓口へ直接お越しください。(事前にご連絡ください)
bunkashiryoukan@city.sakata.yamagata.jp
0234-22-0551
0234-22-0612
〒998-0034 山形県酒田市中央西町2番59号(酒田市総合文化センター内)
酒田市文化資料館光丘文庫 レファレンス担当宛
また、以下の事項については、レファレンスに応じていませんのでご了承ください。
当館では、酒田の歴史に関する資料のほか、昔の道具(一部触ることが出来る資料を用意しております)、酒田の古い写真など、酒田市民の生活の移り変わりを物語る資料を収蔵・展示しております。
ご要望に合わせた解説や、文化資料館調査員が学校や各コミュニティ団体等にお伺いする「出前授業」も行っておりますので、ぜひ社会科、総合学習の時間などの学習や各種研修にお役立てください。
出前授業の様子
展示解説の様子(写真は旧酒田市立資料館)
酒田市では、保存期間が満了した明治時代以降の公文書のうち、歴史資料として重要な情報が記録されている文書を特定歴史公文書として定めています。市政や市民生活の推移など、酒田の歴史、文化を知るうえで貴重な資料であり、市民共有の財産として永久保存し、後世に引き継いでいきます。
特定歴史公文書を閲覧したい、または写しがほしい場合は、申請の手続きが必要となります。
特定歴史公文書の利用の詳細は、こちらをご確認ください。
酒田市文化資料館光丘文庫では、湊町酒田の歴史・暮らしぶりを後世に伝えるべく、「歴史資料」「くらしの道具」「文書類」の収集保存を行っています。大掃除・家屋解体、遺品整理などで、「古い道具」「古文書」「酒田の歴史に関わるもの」などが出てきた場合は、ぜひ文化資料館光丘文庫へのご寄贈・ご寄託をご検討ください。
雑誌・パンフレット・ポスター・絵図・地図・版画・昔使用されていた生活用品・昔の写真・8ミリフィルム・スライド・商店の看板・商売道具・古文書類・和書・洋書・戦争関係資料・養蚕道具・船道具・酒田市に貢献があった人物の資料全般…などなど
ただし、上記に当てはまっても、収集対象となる場合がありますので、まずは一度ご相談ください。特に「古文書類」は新しい歴史を発見出来る場合があります。汚れがあっても一度お持ちください。
資料の流出・廃棄防止のため、ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
酒田市文化資料館光丘文庫の利用について、各種申請書類等をダウンロードすることができます。
ご利用の際には以下の点にご注意ください。
3_資料利用許可(模写、写真原版利用、画像データ利用、翻刻、出版、放映等)申請書(ワード:36KB)
3_資料利用許可(模写、写真原版利用、画像データ利用、翻刻、出版、放映等)申請書(PDF:32KB)
当館が所蔵する歴史資料のうち、視覚的に鑑賞できる資料を中心にデジタル化し公開。
光丘文庫より引き継いだ所蔵資料の検索システム。
当館が所蔵する山形県指定有形文化財、松森胤保著「両羽博物図譜」全59冊をデジタル化し公開。
当館所蔵の古典籍も検索可能。
当館所蔵の漢籍も検索可能。※所蔵機関名は「酒田市立」
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